久しぶりに、リビングの家電製品を購入しました。アイリスオーヤマのサーキュレーターです。
アイリスオーヤマ / サーキュレーターアイ DC silent PCF-SDS15T-W ホワイト
この夏は気温が非常に高く、ほとんどの時間帯でエアコンを稼働させて窓を閉め切って生活しています。エアコンもセンサー付きで部屋の空気を攪拌するように風向を調整してくれるものの、設置位置の関係で部屋の空気が十分に循環しているとは言い難い状態でした。リビングには扇風機も設置していますが、扇風機は空気の攪拌というよりは人に風を送るためのもので、少し目的違いで使いにくい。
ステイホームで在宅時間が長くなっているので、快適さのために思い切って部屋の空気を攪拌するための機器、サーキュレーターの購入に踏み切ったわけです。
サーキュレーターはいろいろなメーカーから販売されていますが、以前から一度試してみようと思っていたアイリスオーヤマの製品を選びました。リビングでの利用のため、静音性を重視したDCモーター搭載タイプを選択します。DCモーター搭載タイプは、風量の違いから20畳、24畳、30畳と3種類のラインナップがあったので、一番小ぶりな20畳を選びました。
本体操作部は前面に集中しています。切タイマー、風量調節、首ふりと、基本的な機能がそろっています。強制攪拌は上下左右ランダムに首をふって、部屋の空気を攪拌するモードです。
スイッチはごく普通の機械式スイッチで、押すとブザー音が鳴ります。ブザー音を鳴らなくすることはできないようです。夜中に操作するときに音が気になることがあるので、無効にできるとよかったと思います。LEDの輝度を落とすことはできるので、もう一歩配慮が欲しかった。
付属のリモコンはシンプルなものです。本体操作部とまったく同じ操作ができます。最近の家電製品だと、本体の操作部は機能を限定にしてシンプルに仕上げ、複雑な操作はリモコンで対応することもあります。サーキュレーターは位置と方向を固定したらそのままスイッチオンして風量調節し、あとは一定風量で放置することが多いので、本体操作部で全ての操作ができるのは歓迎。
ただ、リモコンだと切タイマーの2時間、4時間、8時間を直接指定できますね。タイマーセットは寝る前に使うことが多いため、寝床からリモコンで操作できると便利でしょう。
リモコンは、本体上部に格納できます。小さいリモコンは紛失しやすいので、定位置があるのはすばらしい。
残念ながら、電源はACアダプタです。
割と大きなACアダプタが付属します。長手方向を下向きに設置できるよう、プラグの向きは工夫されています。ただ、上下のコンセントは塞いでしまいます。メガネコードタイプよりはコンパクトですし、床にACアダプタ本体をころがさなくてよいので許容範囲内か。壁コンセントに直結して使うことにします。
さっそく使ってみたところ、風量5までは騒音35dB以内とうたっているとおり、DCモーターの静音性が光ります。ほとんど音が気にならないですね。風量6以上にするとさすがにうるさく感じますが、モーター音というよりはファンの風切り音が主体です。風切り音は風量とのトレードオフなので仕方ない。
上向きには150度ほど動きます。暖房時の攪拌では、上に溜まった暖かい空気を攪拌するために上向きで使うとよいとのこと。冬にはこの姿が定番になることでしょう。
左右の首ふりは操作部を含む台座部分が回転する方式でした。丸いボール状の部分が回転すると思っていたので虚をつかれました。よく考えると、上下左右の可動をこの構造で実現すると、このお値段ではおさまらないほど機構が複雑になりますね。
DCモーター搭載の静かなサーキュレーターを入手できて満足です。サーキュレーターとエアコンを組み合わせて、猛暑のステイホームを快適に過ごしたいと思います。