PC Peripheral

OWC Thunderbolt 3 Dock

OWCのThunderbolt 3接続ドッキングステーションを購入しました。

OWC / 14 Port Dock Thunderbolt3 (Space Gray)

次のメインマシンはiMacではなくMac miniにしようと決めたので、卓上で使えるSDカードリーダーと拡張ポートの増設を兼ね備えたドッキングステーションを探していました。Anker、Belkinにも類似の製品がラインナップされていますが、今回はOWCに手を出してみました。OWCはApple製品向けの拡張パーツを扱う老舗のブランドです。ドッキングステーションもいくつかラインナップしていて評判もよさそうだったので、思い切っての購入です。

外箱はアメリカ仕様の英語表記です。コンパクトな筐体の前後に14ものポートが配置されている様子がイラストで説明されています。

OWC Thunderbolt 3 Dockにはシルバーとスペースグレイのカラーバリエーションがあります。今回はスペースグレイを選びました。シルバーとスペースグレイの色が違うのはサイドのみで、天板はどちらもブラックのツヤあり仕様です。ドッキングステーションはディスプレイの近くに設置することになりますが、ディスプレイはだいたい黒系統の色使いが多いので、より黒っぽいスペースグレイを選びました。

シルバーの天板がホワイト仕上げだったら、シルバーを選んでいたかもしれません。コストの関係で天板まで色違いは難しいかもしれませんけどね。PCの周辺機器は黒っぽいので、たまには白いのも欲しくなります。

本体前面です。左からmicroSD、SD、3.5mmステレオヘッドホン、USB 3.1 Gen 1 Type-A、USB 3.1 Gen 2 Type-Cです。

microSDはウォークマンやアクションカム、SDはカメラとのデータ交換でよく使うので便利に使えそうです。iMacにもSDカードスロットはありますが、背面にあるので今ひとつ使いにくいんですよね。

USBポートはiPadやKindleなどを一時的に接続するのに便利そうです。iMacはUSBポートも背面にあったので4ポートのUSBハブを卓上に設置していましたが、同時に使うのはせいぜい1ポートだったので、卓上のUSBハブは不要になりそうです。

ヘッドホン端子は音質次第ですが、これだけのポートが密集していると音質的には不利でしょうね。USB DACやヘッドホンアンプを使うことにして、ドッキングステーションのヘッドホン端子は使わないかな。

本体背面です。左からUSB 3.1 Gen 1 Type-Aが4ポート、SPDIF 光デジタル、GbE有線LAN、Thunderbolt 3、Thunderbolt 3 uplink(電源供給あり)、mini Displayport、電源です。

USB Type-AはUSB-HDDなど取り外ししない機器の接続に使うのがよさそうです。Mac miniだと本体側にもType-Aポートが2ポート備わっているので、本体側のポートを使う方がケーブルの取り回しがスッキリするかな。今使っているUSBハブはセルフパワーの10ポートハブですが3ポートしか使っていないので、ドッキングステーションのUSBポートを使う方が全体としてはコンパクトにまとまるようにも思います。

SPDIF光デジタル出力は、使い道が難しいですね。光だと規格上24bit 96kHzまででハイレゾを見据えると物足りないスペックなのです。デジタルtoデジタルでヘッドホン端子ほどは音質にシビアではないので、同軸デジタルだったらDDコンバーターとして使ってもよかったのですが、ドッキングステーションで同軸というのも場違いですね。音声系は専用機器に譲ることにします。

有線LANは、デスク近辺に有線LANがないので使わないことにします。Mac miniやiMacは有線LANポートがありますしオプションで10GbEが選べるので、有線LANが活用できるのはMacBookですね。Thunderbolt接続の速度を活かした2.5GbEポートだと嬉しいですが、値段が跳ね上がりそうですからGbEでよかったと思うことにします。

Thunderboltポートはデイジーチェーンのために2ポート搭載です。うちにはThunderbolt接続もUSB Type-C接続の機器も少ないので、当面はパソコンとの接続に使うのみですね。

miniDisplayポートはディスプレイとの接続に使おうと思います。ドッキングステーションはディスプレイの足元に設置するのでケーブルの取り回しがしやすいですからね。本体のThunderboltポートは温存しておきたいですし。次のMac miniではThunderbolt / Displayportで2つのディスプレイが接続できるようになっているといいなぁ。MacのHDMI接続はトラブルの元なので、なるべく使いたくないのです。

右端はACアダプタを接続する電源コネクタです。ACアダプタからの電力を使って、Thunderbolt 3ポート経由で本体に電源供給できるのがドッキングステーションのメリットですね。ケーブル一本で電源もデータも伝送できてスッキリです。特にノートパソコンで便利。

本体底面です。大きめのゴム足がついています。振動するような製品ではありませんが、SDカードを抜き差しするときにズレなくてよさそう。本体も522gと重ためなので、どっしりと固定設置して使えそうです。

付属品です。ACアダプタと電源ケーブル、3pin-2pinの変換コネクタに0.5mのThunderbolt 3ケーブルです。ACアダプタの巨大さに圧倒されますね。この手の製品ではよくあることなので覚悟はしていましたが、それにしても大きい。100Wクラスの電源供給のためには必要な大きさだと納得することにします。

Thunderbolt 3ケーブルは0.5mで、想像以上に短く感じますね。設置場所によっては長さが足りないかもしれません。1mくらいだとありがたいんですが、設置してみてから長いケーブルを買い足すかどうか考えよう。

ACアダプタと本体の大きさ比較です。3pinの電源ケーブルと合わせるとかなりのサイズ感です。ケーブルやACアダプタを無造作に設置するとごちゃごちゃして見映えが悪いので、設置の際はいろいろ工夫します。

ドッキングステーションを購入して、メインマシン移行の準備は万端、しかしながら新しいMac miniがリリースされる気配は今のところありません。じゃあなんで買ったんだよ、というと、リリースを待ちつつMacBook AirでこのThunderbolt 3 Dockを使って一足先にM1 chipの世界に足を踏み入れようというわけです。新しいMac miniのリリースを心待ちにしつつ、移行を進めていこうと思います。

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