先日購入したShanling UA2をiPhoneで使うために、USB Type-C to LightningのOTGケーブルを購入しました。選んだのはFiiOさんのLT-LT1です。
Shanling UA2は、国内発売時のキャンペーンでiPhone向けのケーブルが付属していたのですが、今は品切れで付属しないところもあるようです。私が購入したUA2も本体のみでした。UA2のようなUSBデバイスをiPhoneに接続して使うには、OTG(On The Go)ケーブルと呼ばれるLightningが本体側になる特殊なケーブルが必要です。通常の充電とデータ通信に使えるUSB Type-C to Lightningケーブルとは通信の方向が逆になるので、通常の充電ケーブルは使えないのです。
日本国内で入手可能なLightning OTG製品は種類が少なくて、Apple純正のカメラアダプタを除くとFiiOさんの製品くらいでした。悪あがきとしてQ1 Mark IIに付属のUSB Type-B micro to Lightning OTGにmicroB to Type-Cの変換コネクタで変換してみましたが残念ながら認識せず、観念しての購入です。
ケーブル自体は15cm程度で、UA2のようなデバイスとiPhoneを接続するためには必要かつ十分な長さです。ケーブルはメッシュで被覆されていて耐久性も高そう。なによりおまけのケーブルと違って再入手も容易です。若干お値段は張りますが、市場規模を考えると仕方ないかな。早くiPhoneもUSB Type-Cになるといいんですけどね。その前にiPhone本体からコネクタを無くしてしまうのかもしれませんけど。
さっそくiPhoneとUA2との接続に使ってみました。何事もなく認識されて、音が出ています。
Amazon Music HDのアプリからも、24 bit / 192 kHZで認識されました。これでiPhoneでハイレゾ音源を心置きなく楽しむことができます。
私のiPhoneはいまだにXSですが、Amazon Music HDを使うには十分な速度です。Amazon Music HDはNW-A100でも使いますが、やはり性能は段違いですね。iPhoneだとストレスなく使えます。
新たに専用プレーヤーに手を出すと、いろいろ迷ってひどいことになりそうなのでウォークマンに絞るとして、NW-ZXシリーズの後継機種でSoCが性能向上して、電池の持ちが改善されたら購入を検討することにしましょう。それまではiPhoneにスティック型USB DACを接続して音を楽しみたいと思います。