いろいろ迷っていましたが、最終的に購入してしまいました。FiiOのBluetoothレシーバー兼トランスミッターの2代目です。昨今の半導体不足から、買い逃すと二度と手に入らないおそれがあったので、思い切っての購入です。
BTA30はLDACで音声を送信できるBluetoothトランスミッターとしてほぼ唯一の選択肢と言ってもいい製品です。BTA30 Proは、そのBTA30の後継機です。詳細は過去のエントリと小寺さんのAV Watchに譲ります。
パッケージはBTR5 2021と同じく虹色に光るカラーリングです。最近の好みなのでしょう。内箱をスライドさせると本体とご対面です。
前面にはボタンが二つ、モード切り替えスイッチ、ボリュームが配置されています。ここは先代のBTA30と同様です。筐体がアルミ合金になっていて、銀色のヘアラインがそれを主張しています。
天板にはモード表示のLEDが追加されています。BTA30はアプリで確認だったので、より確認しやすくなっています。
背面の仕様はBTA30と同じなので省略。
底面には技適マークがシールで貼り付けられています。ここはプリントがよかったと思いつつ、日本市場の現状を考えると何ともですね。買い支えたり声を上げたりして盛り上げていきたいところ。国内メーカー品も探してみますかね。
使い方はBTA30と大きく変わりません。私にとっての大きな違いは、USBの音声出力が32bit / 384kHzに対応して、それをLDACでBluetooth送信できるようになったことです。BTA30でLDAC送信を使うには同軸か光で入力する必要があったことからすると、大きな進歩で使い勝手がかなりよくなりました。
先代のBTA30との比較です。BTA30 Proの方が少しだけ高さが高いです。アルミ合金筐体への変更によるものでしょう。
天板はProロゴとLEDの有無が違うくらいで、そっくりです。
同軸や光で外部入力することなく、PCの音声をLDACでBluetooth送信できるのは、構成がすっきりして気持ちいいですね。BTA30だと構成が複雑な上に音声出力の切り替えも面倒で、使うために気合が必要でした。BTA30 Proだと電源を入れるだけでよくなったので、ずいぶん気軽に使えるようになりました。
BTA30はさっそく出番がなくなってしまいそうです。アナログオーディオをワイヤレス化するために使えるかな。とは言っても、わざわざアナログオーディオを用意するのも本末転倒ですし、何よりオーディオ沼にハマっていくのは怖いので、しばらくは様子見しようと思います。
BTA30 Proの追加で、デスクトップオーディオは一応の完成に達しました。オーディオ機器のレイアウトが決められていないので、高性能版のMac miniが発売されたらレイアウト変更して最終形態に持っていきたいところです。こうやって少しずつ構成をさわるのは久々で楽しいですね。もうしばらくはデスクトップで楽しもうと思います。