はじめに
この夏に参加したホノルルセンチュリーライド、東武トップツアーズさんのツアーに設定されたオプショナルツアーのライドの第3弾を紹介します。
ホノルルセンチュリーライドは、オアフ島の東岸にあるスワンジービーチパークで折り返すルートですが、その先にあるオアフ島の北側、いわゆるノースショアを走るサイクリングが、今回紹介する「ノースショアサイクリング」です。
スワンジー・ビーチパークからノースショアのハレイワまでは約45kmほど、それをゆっくりサイクリングペースで走ります。途中には、サンセット・ビーチやウミガメの生息地として有名なラニアケア・ビーチに立ち寄って、ローカルなハワイの雰囲気を満喫。カフクとハレイワではフリータイムがあって、古きよきハワイを感じながらの散策や、名物のガーリックシュリンプやシェイブアイスを楽しめる、ゆるポタツアーを楽しんできました。
スワンジービーチからカフクへ
ホノルルセンチュリーライドの折り返し地点スワンジー・ビーチパークまでは、このツアーのためにチャーターしたバスで移動します。自転車は組み立てた状態のままで別途トラックにより運搬されます。スタート地点までは楽々移動して、ノースショアの美味しいところだけをゆるっとサイクリングできるのは、ツアーならではですね。
大会当日はエイドで賑わっていたスワンジー・ビーチパーク、今日は人もまばらで穏やかな雰囲気です。ワイキキビーチはいかにも観光地という雰囲気ですが、少し離れると様変わりしますね。地元の方は、こういった落ち着いた雰囲気のビーチを楽しむとのこと。
準備ができたら、さっそくオアフ島東岸をサイクリングです。しばらく進むとハウウラ・ビーチ・パークに到着。イイ感じのビーチに思わず足が止まります。
人気の少ないビーチが不思議な雰囲気。
サイクリングはここまでにして、ビーチでのんびり過ごすのもよいかもしれないな、と思ってしまうほどイイ感じのビーチでした。とはいえ、この先にも絶景が待っているので先に進みます。
ガーリックシュリンプ
スワンジー・ビーチパークから20kmほど進むと、カフクの街に到着です。ツアーでは、お昼ご飯を兼ねた自由時間が設けられています。ここでは定番のガーリックシュリンプをいただくのがお約束。
屋台に改造されたトラックに店を構える「ジョバンニ シュリンプ」です。ここカフクと、これから向かうハレイワに2店舗を構えるガーリックシュリンプの老舗です。
今回は初めてなので、定番のSHRIMP SCAMPIをいただきました。12尾のシュリンプがガーリックオリーブオイルとレモンバターで仕上げられています。あたりにはガーリックの香りが充満して、食欲をそそります。サイクリングでほどよくお腹が減っていたこともあり、ぺろっと平らげてしまいました。
ノースショアを行く!
ガーリックシュリンプをいただいてお腹も満足したので、サイクリング再開です。しばらく進むと、これまたイイ感じのビーチ、サンセット・ビーチに到着です。
青い空と白い雲、砂浜と海の対比が目に眩しい。南国らしい雰囲気と景色にテンション爆上げです。
冬にはサーフィン向けのビッグウェーブが訪れるというノースショアも、夏は穏やかだとか。
ビーチに愛車を持ち込んで撮影に興じました。
シューズの中は砂だらけになりましたけどね。
ウミガメとの遭遇!
さらに進んで、ウミガメの生息地で有名なラニアケア・ビーチに到着です。
ウミガメに会えるかどうかはウミガメ次第ですが、今回はどうでしょう。なにやら人だかりが見えますね。
いました!ウミガメです。
のんびり泳いでいる姿が愛らしい。
自然保護の観点から3mほどの距離をあけて観察する必要があります。自然保護団体の方が、ウミガメに近づく人々に注意を促していました。
運が良ければ砂浜に上がって甲羅干しするウミガメを見ることもできるとのこと。今回は甲羅干しまでは見られませんでしたが、ウミガメに会えただけでも満足。
ハレイワ・ビーチパーク
さらに進んで、今日の目的地であるハレイワに到着です。ハレイワの街を示す印象的な看板があるのですが、観光客で人だかりになっていたのでスルーしました。
ハレイワのビーチパークは、これまでのビーチパークとは違った雰囲気です。泳いでいる人が少ないからですかね。
海の透明度は高く、底が見通せます。コロナ禍で観光客が減って、透明度が回復した海もあるとのこと。観光は自然に負担をかける側面もあるのですね。
マツモト・シェイブアイス
ツアーでは、ここハレイワでも自由時間が設定されています。ハレイワの定番といえばシェイブアイス、いわゆるかき氷です。有名どころのマツモト・シェイブアイスにお邪魔しました。
器に氷を削り出してシロップをかけていただく、という意味では日本のかき氷と同じです。
大きさとシロップとトッピングを選んで注文します。
シロップはレインボーを選びました。カラフルで映えるスイーツですね。かき氷ではなくシェイブアイスだ、と言われても納得できます。冷たい食感がサイクリングでほてった体にありがたい。
ハレイワを散策
シェイブアイスをいただいたら、残りの自由時間でハレイワを散策しました。
ハワイでも古い街だけあって、歴史あるものがたくさん見つかります。この橋は1921年に建造されたとのこと。
自由時間が終われば、再びバスに乗って出発地点のホテルまで移動し、ツアー終了です。
おわりに
バス輪行で移動して、ノースショアの美味しいところだけをのんびりサイクリングできました。距離的には走り足りず物足りない気もしますが、楽しむことを主目的にするならバス輪行で正解。自分で計画するとついつい距離を追いかけたくなりますが、ツアーのおかげでハワイの休日を普段と違った形で満喫できました。これからのツーリング・サイクリングでも、楽しむことを主眼にした計画を立ててみたいと思います。